就任のご挨拶

倉智 春吉



 この度協会会長を務めることになりました倉智でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 就任にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。


 当協会は昭和24年に「軽金属板製品協会」として発足し、今年で68年目(前身であるアルミニウム板製品工業会から数えると72年目)を迎えます。当初は家庭日用品を主対象としてスタートしましたが、アルミニウム製品の用途と市場の拡大、多様化に合わせて、表面処理、建材、はしご脚立、産業用品等々も対象になりました。また、平成元年には茨城県取手市に試験研究センター(取手試験所)を設立し、我が国唯一のアルミ表面処理の試験研究機関として、会員企業等からの試験委託、官庁や公益団体からの受託研究、協会委員会と連動しての独自研究、実技講習会や通信教育などを行っております。 平成21年には「一般社団法人 軽金属製品協会」となって、業界発展と社会貢献のための活動を続けております。

 一方で、海外生産の進展や企業グループ再編等を背景として、会員並びに会費は減少しているのが現状です。 平成当初と比べると、会員数、会費収入共にほぼ半減しています。将来に向けて、協会運営の健全化、体質の改善が急務になっています。

 そのためには、@今年度最重点課題と位置づける「会員ファースト」に立った改革、すなわちいかに会員の皆様に協会会員としてメリットを享受していただくか。会員アンケートを行うなどして、会員皆様の「ニーズ」「困り事」に対応する協会を作っていきたいと思います。会員の声を行政や取引先、エンドユーザーに効果的に届けていくためには、関係団体との連携を深めることも重要です。次いで、A将来を見据えた協会の基盤強化を検討していきたいと考えています。これには、もちろんすべての会員にメリットを感じていただき、仲間を増やしていくことが第一ですが、団体事業の新たな「シーズ」を探していくことも必要でしょう。 そしてB協会は永く任意団体として活動していたこともあり、一般社団法人としてふさわしい体制、運営を充実させていく必要があります。

 また、そのためには、協会本部がある「アープセンタービル」を管理運営する株式会社アルミ製品センター、 協会の表面処理会員の有志で立ち上げた株式会社アルミ表面技術研究所と協会を含めた3法人の目的、事業、相互関係を今一度整理していく必要も感じております。

 以上のような課題を解決していくために、昨年より正副会長で相談して参りましたが、従来の会長持ち回り大手3社だけでなく、協会一丸となって取り組む必要があることから、私をはじめとして、副会長に表面処理分野の山田軽金属製作所・山田会長、YKK AP・森本役員、三協立山・山田常務に就任いただき、また前会長であるLIXIL・二瓶専務には監事として参画いただいて取り組んで行くこととなりました。

 この改革は執行部だけでなく、協会会員各位、役員各位のご協力なくして進めることはできません。また、関係各位のお知恵、お力をお借りすることも必要です。 ぜひとも、これまで以上のご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げ、就任の挨拶とさせていただきます。